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Posted by 田島照久 thesedays
 
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BEATCHILD


事務所の改造は既に一ヶ月以上続いていますが、忘れていたものが出て来る度にいろいろ思い出しています。
このポスターは1987年にデザインしたもので、当時の日本を代表するロックアーティストたちが阿蘇の山中に集結して行われたオールナイトイベント「BEATCHILD」のためのものです。この「BEATCHILD」は大規模で画期的なロックイベントだったにもかかわらず、大型台風の直撃を受けて壮絶な結果となってしまったものです。冷たい暴風雨のなか、人里離れた山の中のぬかるんだ丘陵地で立ち続けるしかなかった観客は、寒さに震えながら12時間を過ごすしか無く、途中で諦めて山を降りて行くひとや具合が悪くなって救護を受けるひとが続出しました。ぼくはステージ下で写真を撮っていたのですが、カメラは直ぐにダメになって、観客席から流れてくる泥水の中で何度も足を滑らせては転倒していたので、あまり良い写真が撮れなかった記憶が有ります。中盤で現れた尾崎くんの第一声は「みんな大丈夫?」でした。ステージ上には水が溜まっていて、そのなかに尾崎くんが滑り込んでいくとダイビングしたように水しぶきが飛び散っていました。

実は「BEATCHILD」というタイトルは僕が名付けたものです。このイベントのアートディレクションを頼まれた時に、なんか良いタイトルはないですかね、とプロデューサー氏に言われ、この前代未聞の初々しい企画に参加するアーティストと観客と製作陣のすべてを表す意味で「BEATCHILD」という言葉を提案したら、その場で採用されました。いまになって思えばこの「BEATCHILD」とは、いみじくも、少し無謀だった日本の巨大野外ロックイベントの黎明期を意味している気がします。まあ、ウッドストックをはじめ、この無謀さがあってこその野外ロックイベントなのでしょうが、犠牲者が出なかったことがせめてもの救いだったと思います。時間が経った今となっては参加した人の多くが、辛かったことも含めて良い思い出として残っているのではないでしょうか。 (Tajima)
Posted by 田島照久 thesedays
comment:4   trackback:0
[デザインの話
comment
私も行きました
仕事休みでyoutubeを見てたら田島さんのブログに行きつき、びっくり。

阿蘇のアスペクタのこけら落としのBEATCHILD。

但馬さんが名付け親とは・・・。
あの時の事が蘇ってきました。

私は丁度大学2年で友人と福岡からツアーバスでOZAKIを見に行ったようなものです。

しかし最悪の天気でしたね。泥水が流れ足元は田んぼの中の様で・・・。帰りは晴れていた記憶です。

今でも懐かしい思い出です。

又、ブログ拝見させていただきます。
2010/02/16 15:23 | URL | edit posted by ken-fukuoka
参加していました
私・・行っていました。
「アスぺクタ」でしたよね、会場は。
雷が落ちないかと心配しながら聴いていました。
若いころの・・苦い思い出の一つかな?
でも、大自然の中でのイベントはやっぱり人間の想像を遥かに超えると感じました。
終了後も大渋滞で・・色んな事思い出しました。
でも・・参加できたこと嬉しく思っています。
2010/02/11 20:35 | URL | edit posted by さくら。
うー。
うー、かっこいい。。。

伝説の最高で最悪な野外ライブですよね。

あのときの興奮を思い出します。

会場には入ってませんが近くにいました。

ベースの轟音が今でも忘れられません。

ネーミングは最高だと思います。

この前会場だったアスペクタを訪ねたときのブログ記事のリンクを上に貼っておきました。まだそのポスターが貼ってありましたよ(^-^)。

貴重なお話しありがとうございました。
2012/08/22 00:44 | URL | edit posted by Edge
映画版 ビートチャイルド
今回映画の音楽監督をつとめさせていただきました。
素晴らしいライブでした。
2013/08/13 09:06 | URL | edit posted by 佐久間正英
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