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「シド・ミード展」


「3331アーツ千代田」で2019年4月27日から6月2日まで開催された
「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」のアートディレクションを担当。
会場展示、図録、グッズ、宣伝周りなどをデザインしました。
ミードさんとの仕事は1991年に「KRONOLOG」というボックス仕様の画集をデザインして以来、
実に28年ぶりの仕事でした。会期の延長もあって動員数は30000人を超えるという驚きの展開に。
基本は原画の展示ですが、その細密で徹底したコンセプトによる工業デザイン的未来世界の描画は、
驚くしかないテクニックで、改めてミードさんの絵筆による表現の凄さを実感しました。

早々と売り切れてしまった図録は近々、通販にて再発売されます。
Posted by 田島照久 thesedays
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[デザインの話
最新のデジカメで寄って撮る月


まだまだ寄れますが、3000mmという超望遠レンズはとんでもなくすごいです。手持ちで撮影。
Posted by 田島照久 thesedays
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[デザインの話
PATLABOR notebook


長く続いいている仕事のひとつが、このパトレイバーシリーズだ。
少ししずついろんなやり方を思い出しながらデザインに取り組み始めている。
モレスキンのノートブックのグッズをつくってみると、時代が変わってきていることを痛感する。
Posted by 田島照久 thesedays
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[デザインの話
「浜田島V」


ヒカリエで開催中の「浜田島V」のメインイメージです。
1000平米の空間に写真、絵画、映像など巨大な展示で造り上げています。
1月8日までです。
Posted by 田島照久 thesedays
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[デザインの話
「OZAKI-50」の受賞


 2年前にデザインしていた「OZAKI-50」というトレジャーブックが第51回造本装幀コンクールで受賞しました。
 こんなコンクールがあることも、スタッフのひとりがエントリーしていたことも知りませんでした。51回目ということですから歴史があるもののようです。
 企画から出来上がるまで2年以上かかった労作ですが、残念なことに諸事情があって、あまり世間には知られてはいません。尾崎豊さんのデビューから最後のアルバムまで携わったチケットや宣伝物などの制作物と、彼とつくった本「誰かのクラクション」時のドローイングなどが左の「SCRAP ALLEY」のなかに復刻されて仕舞われています。中央の「ALTERNATIVE」は写真集で、実はこれは全ての尾崎豊ファンに見てもらいたいほどの高精細度で写真が再現されています。服の布地や尾崎さんの肌の具合など息をのむほどの仕上がりなんです。それにインタビューの音声CD、ポスターも付いていますが、極めつけは、右下のオリジナルプリントが入っていることです。印刷物ではなくオリジナルプリントです。そして、このカットはぼくが9年間撮り続けた尾崎さんの最後のカットなんです。
 この「OZAKI-50」そんな凄い企画だったんです。
ということで、ぼくはこれを今回は装幀家として受賞したわけですが、この企画の中身の写真やオリジナルのデザインこそがぼくの作品そのものだということなんです。

 まあ、写真家が装幀やデザインなんて普通はやらないもので、意外と審査員の方々もそのことに気がついていなかったりして… 
Posted by 田島照久 thesedays
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[デザインの話
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